経営相談ワンポイントアドバイス 廃業と開業は別々に考えなければならない

■質問内容

洋装店を廃業して息子の言うように飲食店を開業するとしたら、銀行にどのように言えば良いのか?

■質問内容

① 洋装店の廃業と飲食店の開業は別々に考えなければならない。

② 自宅兼店舗の不動産価値がいくらなのかを調べる。その価値額と銀行からの借入残の3,000万円とを比較する。
<例>
・自宅兼店舗の不動産価値: 8,000万円
・銀行の借入残額: 3,000万円
・飲食店の開業資金借入可能額:(8,000万円×70%)- 3,000万円=2,600万円
③ 現在の銀行借入残額3,000万円と飲食店開業借入資金2,600万円の合計5,600万円を5年で返済が可能か否か。支払い利息も含めると極めて難しい。

④ 現在の借入残の3,000万円は10年間の返済で銀行に交渉する。可能ならば20年間の交渉。これならば、自宅を失わず年金の範囲内での返済も可能。また、一階店舗を賃貸する方法もある。

⑤ 飲食店は自己資金の範囲で計画すべし。

⑥ 先ずは、高齢者夫婦が安心して生活できる状況を作ることが大事です。

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP