経営相談ワンポイントアドバイス 3,500万円の買掛金を納入業者に対して資本金にしてもらうことを打診する。

■現状

業種:建築業
現在、請け負っている建設途中の物件があり、本来の工期は2か月後に引き渡しの筈が、工期がずれ込み4か月後の引き渡し予定となっている。
下請けを使い分離発注していることで支出が先になり資金不足が発生。
銀行から2億2千万円の借り入れを行い、その内6千万円は根抵当が付いている。
2か月後までに工期を終了させないと補助金はでない。
平成25年に土地を購入。現在の時価は約8,000万円。担保にはしていない。

■相談内容

① 資材納入業者に買掛金3,500万円が残っているがどうしたら良いか。
② 銀行の借金2億2千万円の返済をどうしたら良いか。
③ 資金繰りが苦しく支払を遅らせれば下請けが仕事を請け負ってくれない。
④ 業者を変えるにしても前金でないと受けてくれない可能性がある。

■アドバイス

① 3,500万円の買掛金を納入業者に対して資本金にしてもらうことを打診する。その際、納入業者に対し1株を1万円の場合ならば10倍で、350株買ってもらう。将来的には納入業者から同額で買い戻すことを念頭におく。
② 銀行の借金2億2千万円を債務不履行にしない場合、元金は止めて利息は払い続ける。元金の返済を3ヶ月遅らせる手段をとる。保証協会では8,000万円を超えるものには担保を入れる必要がある。一年間リスケを行うことも視野に入れる。
③ いまの銀行からは新たにお金の借入は難しい為、別に借入できる銀行を見つける。また、自分の将来性に期待をしてくれそうな人脈があるのであれば融資・投資のお願いに廻る。買掛金を伸ばしてもらうためにお願い書とお金の返済額の計画を持って1社1社廻る。
④ 新しい業者に変えた場合、60日後には支払いが発生するので、今の業者で進めていく方が良い。

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