選択と集中による再構築の進め方

選択と集中とは、自社の得意な事業領域を明確にし、経営の資源を集中的に投下する戦略です。

企業は人、物、金、情報の4つの資源を事業に投入することで営業活動を行っています。この資源を効率的に投資して多くの利益をあげることが経営そのものです。最近は景気が低迷しており、顧客の価値観も多様化しており、企業が生き残るためには選択と集中が求められます。

企業が再生できるがどうかは、この選択と集中がポイントです。限られた資源を最大限に無駄なく投下することで企業は生き残る可能牲が出て来ます。事業の選択と集中では、社長の柔軟かつ大胆な決断が、企業再構築の決め手になります。

強い部門に経営資源を集中して、弱い部門は縮小、場合によっては撤退・売却することにより、「強み」を活かして収益構造を改善していくことが重要です。

ただ、中小零細企業の場合、単一の事業を営んでいる企業は多くあります.この場合の選択と集中はどのように行えばよいのでしょうか?

選択と集中は、事業ではなく経営資源(ヒト・モノ・カネ)単位で考えればよいのです。少なくとも選択と集中とは事業単位に限ったことではありません。細分化した経営資源の選択と集中は可能です。

商品・サービスの絞込み、対象エリアの絞り込み、対象顧客の絞り込み等を行えばよいのです。どの会社にも、競合他社に打ち勝ち、生き残りを図るための強みがあるはずです。例えば対象商品の絞り込みの場合は、商品ごとの売れ行き、利益、市場の大きさ、将未性等を精査し、将来の利益を生む商品に絞り込むことが出末ます。

流れ

部門別P/Lの作成

まずは部門別に経営の状況を把握することが必要です。そのために部門別のP/Lを作成します。

ステップ
1

部門別利益額の将来性の見極め

部門別の利益額の現状と、将来の計画を立案し、部門ごとの将来性の見極めを行います。

STEP
2

投入人件費の計算

部門別計画において、最初に人件費の計算を行います。労働分配率(人件費/売上総利益)を計算し、適正であるのかを見極める必要があります。適正でなければ、人件費の削減を検討します。

STEP
3

投入コストの計算(広告、交通費、施設、商品等)

部門別計画において、次に項目別の投入コスト(広告、交通費、施設、商品等)検討を行います。効率的にコストの投入を行う必要があるので、ムリ、ムダがないかを良くチェックし計画に織り込みます。

STEP
4

仮設の検証

計画通りに進めた場合を仮説として、可能性、実現性について仮説検証を行います。

STEP
5

部門ごとの利益計画をベースとした経営資源の配分

現状のCFで、どの部門が向こう12ヵ月聞で最大の利益が挙げられる可能性があるかを探り、最も多くの利益を挙げられる部門から経営資源を配分する。配分が十分出ない部門を凍結するか、廃止します。

STEP
6

PPM(プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント)とは?事業再構築まとめ

事業の再樽築とは、以下の3点に尽きます。

1.何を生かし、何を捨てるかを見極める。

2.現状のCFに合わせた支出をする。

3.限られた資源で最大の生産性を上げる方法を見つける。

利益の上がることに集中すればお金は貯まります。

今日やるべきこと、明日やるべきこと、明後日やってもよいことを論理的計算によって決めなければならないのです。これが選択と集中です。

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